外資系コンサルティング会社に勤めている32歳(女)のマネージャーです。新卒で入社し9年目となりました。

若い頃はSI(システムインテグレーション)の要件定義や、BPRなどの業務改善の案件に従事しておりましたが、最近ではIT部門の中期計画やデューデリジェンスなどの経営戦略っぽいこともやってます。

入社以来、昼夜問わず時には土日も出社し働き続けました。
働きすぎて生理が止まったり、体調を崩してしまった時もありましたが、3年ほど前から年収も1000万を超え.一流とまではいきませんがそこそこ世間で通用するキャリアを身につけてこれたと思います。

とはいえ若い頃は仕事ができる方ではなく、上司からもたくさん怒られてきましたし、同僚がとても優秀に見えて劣等感を感じることも多かったです。

ここでは、これまで私が上司によく怒られていたことや、こういう風になれたらいいなと思うこと、仕事をする上で気をつけていることを、これから働き始める人や若手の方向けに書いていこうと思います。

まずは言われたことを正確に丁寧にこなしなさい

入社1年目の時によく言われていたことです。コンサルっていうと、頭が良くてプレゼンでかっこよくお客さんに説明しているイメージがあって、自分もそのような感じになりたいと思い、上司によくたて突いてました。

今思うとホントにダメだったなと思うのですが、上司に指示されたことではなく、自分で考えて自分なりに作業をしていたのです。
で、いざ上司のレビューをもらう際、「指示したことと全然違うじゃん。なにやってんの?」と怒られる始末。「私はこうこう考え、こういう風にしようと思ったのですが」と反論するも完膚なきまで論破され…

上司の立場からすると、新卒1~2年目の作業者は、自分で考えて工夫できる人より、言われたことを正確に丁寧にこなせる人を重宝します。自分がマネージャーになってみて改めて痛切に感じます。

ほとんどの場合、末端の作業者よりも上司などの管理者の方が全体を俯瞰して見ることができ、それゆえ個々の作業がどういう意味付けがあるのか理解できています。
なので、まずは上司の指示をきちんと理解し、その通りに作業を進められるようにしましょう。

もし、自分なりに考えてやりたいことがあるのであれば、まずは言われた作業をこなし、その上で「実は詳しく調べてみた結果、こうこうなっており…」というふうに出せばいいのです。
そうすれば+αとして高く評価されます。言われたことをやらずに+αをやってもトータルでは大きくマイナスです。

作業を進める前に上司に確認を取りなさい

優秀な上司は忙しいものです。そのため、時には指示が煩雑になってしまう時もあります。あるいは、手が回りきらない状況では全て整理せずに作業を指示するケースもあるでしょう。

そんな時は往々にして上司の意図とズレた作業をしてしまいがちです。

当時私は小売り業界の業務改善の案件に従事しており、商品の価格設定プロセスを改善するために、現状の商品の価格帯を調べて欲しいという依頼がありました。

上司の意図としては、他社と比較して価格が高く/低く設定されているかどうか調査し、クライアントの商品価格が適切に設定されているのかどうかを調べるという認識でした。しかし私は、クライアントの商品で同類の商品内で価格にバラツキがあるのかどうかだと思い込み、念入りに時間をかけて調べました。

2日くらいして上司から「進捗どお?」ときかれ、「家電部門では同類の商品が店舗間で価格に差異が見られます」と答えました。

もう上司は激怒です。「2日もかけてなにやってんの?認識と全然違うんだけど。てか今からやり直したら明後日の定例まで間に合わないじゃん。どうすんの?」

ぐうの音も出ず、そこから2日間徹夜しました。

「だってそんなとこまで指示してないじゃないか」と不満に思う気持ちもあるかと思いますが、上司からすると「ちゃんと確認取ってから進めろよ」となるのです。

この場合、まずは作業に取り掛かる前に作業イメージを上司と共有するべきです。上司が忙しくてミーティングできる時間がなければ、メールでも電話でもなんでもいいです。

「クライアントの商品内で価格にバラツキがある部門をまず特定しようと思います。」
「いやいや、そうじゃなくてクライアントの商品と他社の商品の価格を比べたいんだよね。だからまず、自社の商品を分類して、他社の商品と紐づけてもらえる?」

というように、一言あるいは一文のメールで2日間の徹夜は回避されるのです。

なので、作業に取り掛かる前にまずは上司と認識合わせしましょう。自分が正しく認識できていると思っていたとしてもです。当時私は正しく理解できていると思って失敗してしまいましたから。

仕事を選ばず、目の前の仕事を全力でこなしなさい

雑用や単純作業を嫌がる人は多いです。気持ちはわかります。私も昔は単純作業がほんとに嫌で、「もっと頭使う派手なことがしたいなー」と思ってました。

でも。仕事を選ぶ人は成長スピードが遅いです。どんな仕事にも成長できる余地があるのです。
なので、どんな仕事にも全力で取り組んでください。とにかく文句を言わずやってください。

それを痛感するエピソードとして、当時私が小売り業界の業務改善の案件に従事していたとき、クライアントからもらった価格リストの書類をエクセルのリストへひたすら転記していくという、とっても地味な作業をひたすらやっていた時がありました。

その時はほんとに嫌で、「なんでこんなことやってるんだろう」と思っていました。

しかし、膨大なデータを一個ずつ見ていくことができるため、商品の相場感が自然と身につき、会議中にクライアントから商品価格について質問をされた時に即座に答えられるようになりました。

その上、なんとか作業効率を上げようと当時苦手だったエクセルのショートカットキーをその時に覚えまくりました。

どんな仕事でも成長できる余地があるのです。仕事を選ぶ人はダメです。とにかく全力でやってください。どんな仕事でも。どんなに地味でも。とにかくやってください。きっとそれは、あなたの糧になります。

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