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●松田莉奈さん
●矯正下着メーカー 縫製課
●社会人3年目

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今までのキャリア

アルバイトで生まれた、商品に対する責任感

高校生の時に、フードコートのクレープ屋でアルバイトをしていました。家族連れのお客様も多かったので、クレープを手渡したときに小さな子どもたちが喜んでくれることが嬉しかったです。「このお店でクレープを買ってよかった」と思ってもらえるように、お客様とコミュニケーションを取りながら、笑顔での接客とサービスを心がけていました。また、お客様の目の前でクレープを作って手渡しする仕事を通じて、最初から最後まで自分が手がけた商品をお客様に提供するということへの責任感が生まれました。

進学するなら自分で稼いだお金で

小さい頃からお洒落が好きで、高校を卒業したらモデル科のある美容の専門学校への進学を検討していました。でも、専門学校に行ったからといって就職に有利な資格が取れるわけではないし、芸能界で収入を得られるかという不安もありました。
最終的には、一般の会社に就職しながらでもモデルの仕事ができるのではと考え、今後どうしてもモデル科に進学したかったら、就職してから自分で稼いだお金で通うことに決めました。中途半端な気持ちで進学を選びたくなかったし、商業高校だったので卒業したら就職する同級生が多かったということも影響があったと思います。

魅力的なファッションをつくる基礎は何か

いざ就職するにあたって、当初はアパレル会社での販売の仕事を探していました。ファッションへの関心もありましたし、人と話すことが好きなので、それを活かせる仕事をしたいと思ったからです。
だけど就職活動をしているうちに、ファッションをより魅力的に見せるためにはまず基礎となるボディラインづくりが大切であると考えるようになって、矯正下着メーカーへの就職を決めました。当初考えていた販売とは異なって工場での製造作業ですが、「自分が手掛けた商品がお客様のもとに届くことが嬉しい」という、アルバイトでの経験が就職に繋がったと感じます。

仕事内容

心を込めて、かつスピーディーに

20人ほどのチームで60台の業務用ミシンを使い、一人一工程を担当して下着を縫いあげます。ランジェリーとはまた違って機能性を重視したデザインのため縫製も難しく、新入社員はレースの縫製などから勉強を始めて、少しずつ担当できる工程を増やしていきます。最後の工程は経験を積んだベテラン社員が担当し、仕上がりをチェックします。
私がいま担当しているのは、ブラジャーのカップ部分の縫製です。流れ作業ですのでスピーディーさが求められ、ひとつのカップを10秒ほどで縫いあげます。
一日中ミシンの前に座っているため移動はほとんどありませんが、空調管理が整った社内にはBGMが流れているので楽しく作業ができますし、華やかなブラジャーを見ながら、この下着を使う誰かのことを想って心を込めて縫っています。

居心地のいい開放的な工場勤務

会社に併設されたショップでは、矯正下着の販売も行っています。ショップを訪れたお客様が下着製造の様子を見学できるように、縫製現場の廊下はガラス張りになっています。
会社の方針が「女性の美をつくる」ということから、社員にもお洒落をして出勤してほしいという社長の指導もあって、毎日しっかりメイクをしてお洒落な服装で出勤する社員がほとんどです。工場勤務というと閉鎖的で暗い空間をイメージしがちですが、会社の外観も教会のような雰囲気ですし、はつらつとした居心地のいい職場です。

仕事とプライベートのメリハリ

会社に勤めて3年になりますが、これまで残業をしたことは1度もありません。新人だから、ベテランだからという垣根もなく、勤務終了の17時には必ず全員で揃って退勤します。そのおかげもあって勤務後の時間を有効に使うことができ、週3回はジムに通うほか、社会人バドミントンクラブにも所属して、充実したプライベートを過ごしています。また、退勤時間や休日がはっきりしているため、当初の夢であったモデルの仕事も受けることができ、会社勤めと芸能の仕事を両立させています。

これからのキャリア

ベテラン社員を目指して

矯正下着でのボディメイキングを通じて女性の美をサポートする仕事に、とてもやりがいを感じています。私が所属している縫製課は女性社員のみで、産休や育休を取る人が多く、寿退社や、結婚をきっかけに転職する人も多くいます。そのため、様々な箇所の縫製工程を担当するチャンスが巡ってきます。
いつかはデザインの勉強もして、自分のオリジナルの下着をつくってみたいという目標もありますし、モデルの仕事のほかに、喋る仕事にも関心があります。展望は広がりますが、まずはこの会社でどんどんスキルアップして、やりがいのあるこの仕事を通じて、自分の美しさも同時に磨いていきたいです。

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